名古屋の古墳マニアをガイドしました

古墳見学会名古屋本部から稲荷台一号墳のガイドをして欲しいとの要望を受けて、今日案内しました。7:50マリンホテルで9名の古墳マニアと落ち合う。名古屋からのお客さんと言う事でついつい力が入る。「稲荷台だけじゃもったいない、神門古墳と言う全国区の古墳がありますよ、更級日記の孝標女が住んでいたところが見れますよ、国分尼寺の復元施設は全国一ですよ」と言う話をしたら、反応が大当たりで、みんな見たいという。制限時間は9時までの1時間。ともかくバスの中では、ずぅ~っとしゃべり続けて案内した。

まずは神門古墳。案の定、関心は高く写真に質問に大忙し。纏向型古墳と言う言葉は古墳マニアの皆さんには説明不要。次いでお目当ての稲荷台一号墳。「王賜銘鉄剣」はどこにあるのかの質問に、佐倉の「歴博」に保管展示されていると話したところ、このあと「歴博」へ

行くとのこと。でも残念でした。「歴博」の古代館は現在改修中で現物は見れないかも。最後はご要望に応えて国分尼寺の復元施設に立ち寄った。持ち時間を多少オーバーしたが、ある程度満足して頂いた様子でもあり、ホッとして遠来のお客さんを見送った。




かずさのくに国府探検会

上総の国は飛鳥時代に誕生しました。国府が市原台地に置かれ、平安時代には特別な大国になりました。上総の国府は更級日記の作者が少女時代を過ごし、その旅立ちの地として有名です。国司として著名な貴族たちが往来し、源平の祖先となる兵(つわもの)どもが駆け抜けました。また国府のシンボルである国分僧寺・尼寺は全国最大級の規模でした。飛鳥・奈良・平安時代の、そして中世の上総国府のロマンを訪ねてみませんか。

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