村上の里から千年村の嶋穴へ

11月の例会はCコース(11月13日)。市外の方(千葉市と袖ヶ浦市)を含めて14名の参加者でした。五井駅から一駅、登録有形文化財の上総村上駅に降り立って、ツア―を開始。上総国府推定地の「村上」は晩秋のたたずまい。廿五里(ついへいじ)の収穫の終わった梨畑を左右に見ながら、古養老川沿いを歩く。近くにある東海小学校の校歌を紹介した。

「科戸(しなと)の神います島穴の森も近く 手を取りて日毎通う梨の花桃の畠 つとめよわが友 東海小学校」

折りしも参加者に東海小学校の卒業生がいた。写真は嶋穴神社近くを走る古東海道の道標を説明しているところで、向こうに見える里が金川原千年村。

次回の例会は12月11日のDコース(能満府中)、9:30埋蔵文化財センター集合。



かずさのくに国府探検会

上総の国は飛鳥時代に誕生しました。国府が市原台地に置かれ、平安時代には特別な大国になりました。上総の国府は更級日記の作者が少女時代を過ごし、その旅立ちの地として有名です。国司として著名な貴族たちが往来し、源平の祖先となる兵(つわもの)どもが駆け抜けました。また国府のシンボルである国分僧寺・尼寺は全国最大級の規模でした。飛鳥・奈良・平安時代の、そして中世の上総国府のロマンを訪ねてみませんか。

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